ひとマッチ
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問題の作り方

マッチ棒クイズの問題は、正しい式から棒を1本動かすと作れます。ここでは、ひとマッチと同じ形の問題を作る手順と、作った式がクイズとして成り立っているかの確かめ方を説明します。確かめるのは、式の形と、答えがほかに無いかの2つです。図では、動かす棒を実線の枠、置く場所を点線の枠で示します。

正しい式から1本動かす

まず、1桁の数字と+か−でできた、正しい式を1つ書きます。次に、=以外の棒を1本だけ選び、別の空いた場所へ移して、正しくない式にします。この式が問題になり、移した棒を元の場所へ戻す手が答えになります。

=の棒は動かしません。ゲームでは=の棒を動かせないので、=の棒を動かして作った式は、=を元に戻せず、ゲームと同じルールでは解けない問題になります。

たとえば「5 + 3 = 8」では、3の右下の棒を左下へ移すと、3が2になります。

こうしてできた「5 + 2 = 8」が問題です。5と2を足しても右辺の8にはならないので、正しくない式です。

形を確かめる

棒を動かした後の式が、ゲームの盤面の決まりに従っているかを確かめます。見るのは、式の並び、数字と記号の形、=の3つです。どれか1つでも崩れていると、ひとマッチと同じ形の問題になりません。

式の並びは、「1桁の数字」「+か−」「1桁の数字」「=」「1桁の数字」の順になっているかを見ます。棒は、この並びの中の空いた場所へ移します。並びの外に棒を置いて、2桁の数字や新しい記号を作った式は使えません。

数字の形は、どの数字も、ゲームで使う10種類の数字の形のどれかとして読めるかを見ます。棒を1本外したり足したりした数字は、どの数字とも読めない形になることがあります。記号の形は、横棒と縦棒でできた+か、横棒1本の−になっているかを見ます。+から横棒を外して縦棒だけを残した形は、記号として認められません。

=は、2本がそのまま残っているかを見ます。「5 + 2 = 8」は、並びも、5・2・8と+の形も、=もそのままなので、ゲームと同じ形の問題です。

ほかの答えが無いか確かめる

最後に、元に戻す手のほかにも、正しい式にできる動かし方が無いかを調べます。=以外の棒を1本ずつ選び、その棒を外したときに数字や記号が何になるか、外した棒をどの空いた場所へ置けるかを順に試します。1本外して別の数字になる数字と、1本足して別の数字になる数字の組み合わせ、数字の中で1本動かす手、+と−を変える手を順に確かめると、漏れなく調べられます。「5 + 2 = 8」で調べると、正しい式になるのは2を3に戻す手だけです。

一方、「8 − 5 = 3」の5の左上の棒を右上へ移して作った「8 − 3 = 3」は、3を5に戻す手のほかにも答えがあります。

1つは、8の真ん中の棒を−の縦の位置へ移す手です。8は0になり、−は+になって、0 + 3 = 3が成り立ちます。

もう1つは、右辺の3の右上の棒を左上へ移す手です。右辺の3は5になり、8 − 3 = 5が成り立ちます。

ゲームでは、用意した答えと同じ動かし方かどうかを問わず、正しい式になればどの答えも正解です。この式の答えは、元に戻す手を含めて3通りあります。問題を出すときは、答えが何通りあるかを先に確かめておくと、解いた人の答えが合っているかをすぐに判断できます。